
子供が勉強をするのに、一番はかどるのって自分の机じゃないかもしれません。
リビング学習はここ最近すごく勧められていますよね。
実際にうちの子供たちもリビング学習でとてもいい結果を出しています。
うちの例も出しながら、勉強机やリビングでの学習机について紹介します。
もくじ
子供に専用の勉強机は必要なのか?

うちは子供が3人います。
2018年現在、中学1年生・小学4年生・保育園年長です。
中学1年生の子が小学校に上がるとき、勉強机を買ってあげました。
昔みたいにごっついものではなく、もうちょいスリムでシンプルで安いものでしたが。
でも小学4年生の子には机は買ってあげていません。
また保育園年長の子にも来年は机を買ってあげる予定はないです。
子供にとって机を買ってもらえたら、それはウキウキするしうれしいものだと思います。
でも勉強することに机が必要かどうか聞かれたら、僕は必要ないと答えます。
うちでは全くもって使用してないからです。
中1の子の机は本人の部屋に置いてありますが、そこで勉強することはほとんどないです。
本人にやる気さえあれば、勉強はどこでもできるし、子供たちにとって勉強がしやすい場所というものがあるんだと思います。
子供がはかどる勉強場所

勉強がはかどる場所は、個人的には独りで黙々とやらなくていい場所だと僕は思っています。
誰かが居る場所で勉強したほうが張りがでるので、集中力も高まるんですね。
自宅でしたらやはり、家族が集まるリビングでの学習がおすすめです。
実際には見張ってるわけではないけど、お母さんの目の届く場所でやることで、子供は怠けたり途中で遊び始めたりといったことがなくなります。
もちろん絶対怠けたりしないわけではないですが、
子供の勉強にお母さんやお父さん、家族も一緒に参加している雰囲気が出せるといいですよ。
受験勉強やテスト勉強に強いやる気や目標があって、ブレずに勉強ができるのであれば、自分の部屋の机で黙々とやってもはかどるかと思います。
でも宿題や自主勉強など、普段の勉強であればリビングはとてもいい学習場所となります。
リビング学習の利点

リビング学習の良いところは家族が見ていることで張りが出る以外にも、いくつか上げてみましょう。
- 解らないところを直ぐに聞くことが出来る
- 子供の個人的な誘惑物がない
- 机を買う必要がない
- 勉強のメリハリが生まれる
- 家族のコミュニケーションができる
リビング学習ですと、こういったことが可能になってくるんですね。
解らないところを直ぐに聞くことが出来る
勉強していて解らないとこをそのままにしておくと良くありません。
理解できないまま学校の授業も進んでいくと、次に習う箇所も理解が出来ないという悪循環になり、授業についていけない、解らないといった落ちこぼれになってしまいかねません。
ですので、親が教えてあげられるリビングは、解らないを直ぐに解決できるので凄く効果的です。
【関連記事】
⇒子供への勉強の教え方、イライラしないコツはマインドセット
子供の個人的な誘惑物がない

子供が好きなものはなんでしょうか。
漫画だったり、趣味や習い事など色々あると思います。
部屋には自分の好きが沢山あります。
ちょっと目を横にすれば、それがすぐに目に入ります。
それでは気が散って勉強に集中は難しいです。
勉強をはかどらせるコツとして、まずは近辺の整理整頓をして、誘惑するものを目や手の届かない場所へ片づけるというのがあります。
リビングで勉強するのはそれと同じような効果がありますね。
物を片付けるのではなく、自分の身体を誘惑が少ない場所へと移動させてるんですね。
もちろんリビングにも誘惑物はありますので、それらを片付けておくことができるとよりいいです。
机を買う必要がない

こちらは家計としての利点ですね。
学習机ってピンキリですが、キャラクターものとか、大きくてがっしりしたものは中々に良い値段がします。
この出費が無くなるのは有難いです。
うちの場合3人の子供がいるので、3台も机を買っていたらかなり掛かります。
またいずれ机が必要無くなった時です。
ずっと子供部屋として残しておくのであればいいのかもしれませんが、そうでなければ次は処分することも考えなくてはいけないです。
その頃には僕たちはいい歳になっています。
あの重くて大きい机はかなり大変ですよ。
一度実家にあった、僕の姉の机を処分したことがあったのですが、お金も労力も使いましたね…
勉強のメリハリが生まれる

リビングは家族で使う場所であり、本来は勉強が主な目的ではないです。
日本ではリビングとダイニングが同じ部屋だったり、リビングでもありダイニングでもある家庭が多いかと思います。
ですので、食事は食事の時間。
勉強は勉強の時間。
テレビを見るときはテレビの時間。
こんな感じで勉強とその他の行動にメリハリをつけやすいです。
メリハリはダラダラと勉強を続ける防止になりますので、質のいい勉強ができます。
部屋でやる勉強はどうしてもそれ以外の時間が特にないので、ダラダラと続けてしまう恐れがあるんですね。
ノートや教科書も広げっぱなしで、いつでもできるというのが逆にダラダラを生みます。
家族のコミュニケーションができる

小学生まででしたら、宿題もすぐに終わらせることが出来ます。
学校からも早く帰ってきます。
しかし中学生にもなると、部活動があり、帰ってくるのはもう6時半近くとかです。
夜ごはんを食べて、風呂に入って、自分の部屋で勉強となると、ご飯を食べる時ぐらいしか子供とのコミュニケーション時間がありません。
でもリビングで勉強すれば、解らない所を教えてあげたり、子供の近くで家事をしたりできるので、コミュニケーションがとれます。
家族が同じ空間にいるだけでも、存在感が感じられるだけでも凄く良いと思います。
子供は小さいうちなんか特に、親の気配が感じられると安心できますからね。
リビング学習はどの机がいいのか(机の配置はどこがいいのか)

リビング学習をするときの机はどうするかです。
うちの場合は、リビングと ふすま無しで繋がっている和室があるので、そこのテーブルで勉強しています。
ダイニングテーブルで勉強している時もあります。
ご家庭によりますが、リビングに特別机を用意する必要はないです。
購入するにしても、学習机ではなくリビングに合うテーブルやカウンターなどがいいですよ。
じゃなきゃ「机を買わなくていい」というリビング学習の利点が無くなってしまいますもんね。

机を特別に設置するなら、絶対ここが良い!
って場所はないですが、あえて言うなら、
テレビなど誘惑物に背を向けられる場所ですかね。
それから窮屈にならないところです。
壁に向かってする勉強はけっこう気持ち的に嫌になるんですよね。
ですので、前が開けるような感じで設置ができるといいです。
これが結構難しいですが…
ダイニングテーブルは食事もします。
ですので勉強道具を出しっぱなしにしておくことができないですよね。
先ほども言いましたが、それによりメリハリが生まれるし、整理整頓の癖も付くのでいいですね。
それからみんなで使うような大きなテーブルなら、僕たち親がとなりや向かいに座って教えたり何か他のことをやったりできます。
うちでは、和室のテーブルで子供が勉強している向かいで僕はパソコンで当ブログの記事を書いたりしています。
読書をしている時もあります。
リビング学習のどの机が良いか(もしくは配置)、まとめますね。
「勉強用の机を置くなら」
- 誘惑物に背を向けた配置
- 壁に向かわない配置
「リビングにあるテーブル」
- ダイニングはメリハリを生むのに最適
- みんなで使う大きなテーブルは一緒に勉強へ参加ができる
最後に
リビング学習は、うちの子たちには上手くいってるのでおすすめします。
ですが、結局は勉強をする子供の自身がやりやすいかどうかです。
なかなか勉強がはかどらなくて悩んでいるのであれば、今回のリビング学習の様に場所だったり、勉強方法の見直しをしてみたりしてくださいね。
あなたの子供に合った勉強方法というものがあります。
それを見つけることが、勉強をはかどらせる重要なポイントのひとつです。