
勉強の質を上げるための基本的なことをお伝えします。
そしてその基本的なこととプラスして持っていることで勉強ができるようになる+αについても紹介します。
あなたにとって出来ることからでいいので、参考にしていただき、質のいい勉強を手に入れて下さい。
もくじ
勉強の質を上げる6つの方法

これから紹介する勉強の質を上げるポイントは、基本的なことなのですが、これが出来てない人が多いです。
基本的なのに知らないんですね。
学校ではここまでは教えてくれないのかもしれないです。
ですので、できることからでいいのでやってみて下さい。
徐々にあなたが変わっていけば、勉強の質も変わっていきますので。
オンオフのメリハリをつける

勉強するときはしっかり集中してする。
勉強をしない時間もしっかり作る。
僕が言いたいのは、長時間をダラダラと勉強し続けないってことです。
よく勉強時間を気にする人はいますが、大事なのは集中して出来ているかです。
集中力が低い状態で1時間の勉強。
集中量が高い状態での30分の勉強。
どちらの方が質の高い勉強ができてると思いますか?
つまり、集中力が続く範囲での時間だけ勉強し、しっかり休憩をとって集中力が回復したらまた勉強をする。
この方法が質の高い勉強を生みます。
15分なら15分とキッチンタイマーなどで測っておき、時間が来たらそこでピタッと手を止めて、休憩するぐらいメリハリをつけてみるといいです。
勉強の時間に関してはこちらの記事もご覧ください。
⇒子供の勉強時間の目安はどれくらい?家庭学習は質×量
字を丁寧に書く
字が丁寧に書けているときは、勉強も丁寧に出来ています。
勉強に対して意識がちゃんと向いていますからね。
逆に字が汚い場合は、テキトウさが伺えます。
ザザっと終わらせようという気持ちですね。
字が下手でもいいので、丁寧に書くことを意識してください。
質のいい勉強になり、段々と字も上手にもなります。
一石二鳥の方法です。
ノートも見やすくなるので、一石三鳥かもしれないですね。
復習はその日の内に

復習はしていますでしょうか。
復習をするタイミングですが、学校で習ったことは、習ったその日の内に自宅学習として復習をするのが効果的です。
学校で習っただけでは頭に定着しきれていないです。
そして時間が経てば経つほど忘れていくのが人間です。
ですので、忘れてしまう前に、その日の内に頭に定着をさせます。
宿題はそういった理由もあって出されてもいます。
基礎学力はついているか

質の良い勉強ができるかどうかは、ちゃんと理解できるかどうかです。
でもどんなにいい勉強をしてみても理解ができないときがあります。
その大きな原因の1つとして基礎学力が欠けている場合があります。
勉強の質以前の問題かもしれません。
基礎とはつまり土台です。
土台が無ければ質のいい勉強になり得ないんです。
勉強は積み重ねですので、積み重ねる為の土台がしっかりしておくことが大事なんです。
授業についていけなかったり、解らないとき、それに関する基礎の勉強をしましょう。
戻り学習です。
戻り学習で理解できていなかった基礎を手に入れることで、質のいい勉強ができるようになります。
【関連記事】
⇒算数のやり直しに、最高におすすめする勉強法
短期的目標を立てる

勉強をするには何か目的がないと質は上がりません。
人は何か理由があるから行動をします。
その理由を達成するために行動をしています。
勉強も、あなたにとって良い理由が無いといけません。
親や先生にやらされている間は、本当の質のいい勉強にはなりません。
その為には将来の夢ややってみたいことなどの目標を明確に持ちます。
これは長期的な目標になります。
そしてそこから逆算をしていき、今のあなたに出来ることを短期的な目標とします。
その目標を達成したいという動機があなたを質のいい勉強に導いてくれます。
短期的目標を立てるポイントとしまして、1週間で達成できる目標を立てることです。
人が勉強をするのに、3つの動機があり、この動機を強めてあげることでやる気もでてきて、質のいい勉強に繋がっていきます。
計画的にする

勉強に大事なのは、質と効率です。
効率は言い換えれば量ですね。
如何に効率よく量をこなせるかです。
質のいい勉強を効率よくこなすことが、学力のアップになります。
そのためにはその日に勉強をする箇所を前もって決めておきましょう。
1週間単位、1ヶ月単位からでもいいので、勉強をする教科や、その教科のどの部分をするか、計画を立てておきます。
やはり勉強ができる子はやることをハッキリ決めています。
「今月は算数をここまでやる」
「今日は英語の過去形をやる」
既にやることがハッキリしていて、
迷うことなく進んでいけることは余分な力を使わなくて済むんですね。
先ほどでた、メリハリをつけることにもつながります。
計画通りに進めていれば、焦ったりしないで勉強は勉強、休みは休みとできますからね。
いつもと違う勉強の仕方で質を上げる

これまでに勉強をしてきて、いまいち質の良い勉強ができていないと感じるのであれば、これまでと違う勉強の仕方を変えるだけで質が上がることもあります。
良かれと思ってやっていたことが、実は質を下げている場合もあるんです。
例えば自分の部屋で静かに勉強をすること。
これをリビングなど家族が居る場所でやったり、友達と勉強をすることではかどることもあるんです。
塾を辞めたら成績が上がったという人もいます。
もし塾を嫌々行っているのであれば、その可能性はあるかもしれないですね。
塾での勉強ができてないので、その時間をもっと自宅学習で生かすことで学力が上がるんです。
勉強の仕方自体がわからないって人もいます。
勉強方法には色んなやり方があり、どのやり方が良いのかは、人によって違います。
自分に合った勉強方法を見つけて、そのやり方で勉強することが質のいい勉強になるんです。
その勉強のやり方を持って、最初に紹介した質を上げる6つの方法で勉強をすることが大事なんです。
自分でやる勉強でも、教材でも自分に合った勉強方法です。
今回紹介したこととかぶっている部分もありますが、うちの子供に聞いた勉強方法をまとめていますので、参考にしてみて下さい。
⇒自宅学習のコツ、子供に聞いた集中できる勉強方法や頭に入るやり方。
外部から知識を得ようと思うと、塾や家庭教師、自宅学習教材、映像授業など色々あります。
これらもメリットデメリットがあり、うまく活用できればしっかり力もつきます。
手っ取り早くできるオススメは映像授業です。
⇒自宅で出来る映像授業塾の利点やデメリット|実際に試してみよう
最後に
勉強の質も、自分のことも、人生も、
変えたければ、変わるために必要な行動をしなければ変わりません。
思っているだけではいつまでもそのまま。
小さなことからでもいいので、習慣を変えることがあなたを進化させます。