
子供が勉強が嫌いなのは、ズバリ楽しくないからです。
そして勉強をすることの理由を分かっていないからです。
理由もないのに楽しくない事なんて出来ませんからね。
今回は、勉強を楽しくする方法です。
実際にうちの子供とやっていて、効果がある方法ですので、是非試してみて下さい。
勉強が楽しく感じると続く

勉強でもどんなことでも継続することが力になります。
「継続は力なり」ですよね。
でもそれが難しいんです。
継続する方法の1つとして、勉強を楽しいと思えることが必要です。
楽しく勉強をすることで、段々と勉強が続くようになります。
そして出来るようになってくると、成果も感じるようになるので、
達成感という面からもやる気がでて、勉強を継続できるようになります。
好循環が生まれてくるんですね。
特に小学生は、まだまだ勉強に対する必要性や重要性が理解しきれていません。
まずは楽しく勉強をすることで、勉強への意識のハードルを下げて慣れさせてみましょう。
勉強は楽しく出来るんだよ、そしてやればできるようになるんだよと言うことを知ってもらう為です。
小学生に楽しく勉強させるには?

小学生の勉強の定番と言えば、ドリルですよね。
でもご存知の通りドリルは楽しくないんです。
勉強の苦手克服にドリルはあまりお勧めしません。より苦手意識が強まってしまうだけですから。
まずは苦手意識を取り除く為に、楽しみながら、「できる」という体験を積み重ねていきましょう。
実際に僕が子供としている楽しみながら出来る勉強方法をいくつか紹介します。
即席漢字クイズ

ドリルは面白くないとお話ししました。
そこで、ドリルを目の前には置かないでする方法です。
ドリルから子供にクイズとして出題するんです。
親がドリルを手に、そこから1から順番じゃなくてもいいので、
声で問題を出してあげます。
同じドリルの問題をやっているのに、黙々とやるドリルと違って、
子供にはクイズを当てたいという気持ちが生まれるので、楽しく出来るんです。
このやり方ですと、漢字が書けたときの喜びが味わえるので凄く効果的ですね。
もっと問題出してとなります。
音読み訓読みを書かせたり、熟語の意味で書かせたり、送り仮名を書かせたりとバリエーションもあります。
⇒おすすめ漢字勉強の方法。小学生が楽しく続くやり方!ドリルは見るな!
歴史上の人物クイズ

歴史上の人物って興味が無いとどれだけやっても覚えれないです。
でも、これも教科書からクイズの様に出題してあげることで「考えたり、思い出したり」という方向から出来るので記憶にも残りやすくなります。
教科書に書いてある、その人物に関しての内容(ヒント)を小出ししていき、当てさせていきます。
黙々とノートに書き写して覚えるよりも、断然楽しいです。
出題者の僕たち親も結構楽しいものですよ。
親に解かせるテストを子供が作る

これは、うちの子供たちが勝手にやり出したことなのですが、とても楽しんでやっています。
子供からしたら遊びとなっています。
ノートや白紙に自分でテストを作って、僕や嫁、お祖父ちゃんお祖母ちゃんにやらせるんです。
そして答え合わせもしてくれます。
学力アップにどれだけ効果があるかまでは分かりませんが、勉強に楽しく関わることが出来ていて、とてもいい影響になっていると思います。
いい勉強方法の一つとして、子供が親に教えるという方法があります。
それに近いですよね。
自分が知っていることを、テストをやらせて答え合わせをして教えてくれるんですから。
答え合わせをすることで、自分の頭に勉強したことが定着しているかの見直しにもなります。
「解る」「できる」を着実に増やしていく

勉強は、「できないこと」「解らないこと」を、「できる」「解る」にすることなんです。
それを小さなことからでいいので、解ける問題からでいいので直実に積み重ねていってください。
やればできるという、成功体験が勉強を楽しくさせます。
やらずに苦手意識を持っている子(食わず嫌い)が多いんです。
まずは、出来ることから始めてみましょう。
また今回紹介した楽しくできる勉強方法で、間違えた問題などがあったら、その問題が解るようになるためにも、振り返りという勉強も大事ですよ。
間違い直しです。
また、この間違い直しがちゃんと出来てない子も多いので、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
⇒【学習振り返りの効果】小学生の勉強は間違い直しが間違っている