
学校の授業が受けることが出来ない、不登校の子供が、遅れている勉強を追いつくことはもちろん可能です。
ただ追いつくために必要な勉強や、その方法を知らないと、しっかりと追いつくことはできません。
今回は不登校の子供が追いつくための勉強方法です。
もくじ
不登校でも勉強は追いつくことが可能

不登校で学校の授業が受けられません。
このままではどんどん勉強は遅れて行くばかりですね。
勉強は基礎のからの積み重ねでステップアップして順位学んでいくので、勉強が遅れれば遅れる程、理解が出来ないのが深まってしまいます。
- だからといって学校へは行く勇気がでない。
- でも学校へ行かないと先生から勉強を学べない。
- 塾だって行けない。
- 独学で勉強の遅れを取り戻す自信がない。
これが悩みですよね。
将来が気になります。
中卒では後悔する場面が出てきます。
出来れば高校受験をして人生を変えたい。
やはり子供自身の将来の為にも、学力が必要になってきますよね。
勉強の遅れを取り戻す、皆のレベルに追いつくことは学校で先生の授業を受けられなくても可能なのでしょうか。
大丈夫、可能であると僕は言いたいです。
学校へ行けてる子供でも、勉強が出来ない子はいます。
大事なのは勉強へのやる気と、子供に合った勉強の仕方です。
これがあれば、充分勉強は追いつけます。
不登校の子供が追いつくための勉強方法

自分に合った勉強方法が確立してない子供が多いかと思います。
何をどのように勉強をしたらいいのかが分からない為、とりあえず教科書広げて、ノートを埋めるだけになっていたりします。
丸写しなんて子もいますね。
これでは勉強の効果も薄いし、面白みも感じられません。
不登校の子供でも勉強の質よく、身に着けることが出来る、勉強の仕方のポイントをお伝えします。
戻って基礎学習

まず不登校であるということは、学ぶべきところが多く抜け落ちています。
先ほども言いましたが、勉強は基礎という土台から順に積み上げて学んでいくものです。
基礎や途中を理解できていないと、中々勉強ができるようにはならないんですね。
ですので、どんな勉強するかというと、子供にとって抜けている部分を学ぶ「戻り学習」です。
でも戻り学習といっても、いきなりドリルや問題集をやらせても苦手意識を植え込むことになり兼ねませんよ。
ドリルや問題集はアウトプットです。
まずは解き方や仕組みだったりをインプットする必要があります。
学校へ行っていれば、先生の授業がそれですね。
そして宿題がアウトプットとなります。
勉強したことの定着をこうやって行っていくんです。
独学は難しい

しかし、独学は難しいです。
小・中学生が、教科書だけで自分で学ぶのは無理だと言っても過言じゃないです。
それで出来るのであれば、そもそも学力や勉強の遅れなど悩んでいないかもしれませんよね。
必ず誰かに教えてもらわなくちゃけない場面が出てきます。
あなたは子供に勉強を教えられますか?結構小学校高学年や中学校になると大人でもわからないところが出てきます。
子供が理解できない部分が出てきたとき、これを教えられる環境が必要となってきます。
この問題を解決できる方法は、後ほど紹介します。
勉強が苦手なら短時間集中

不登校の子供でも、勉強が得意な子も苦手な子もいます。
勉強が苦手であるなら、中々勉強しても集中しきれないのです。
質の悪い勉強をダラダラ続けても頭には入りません。
効率の悪い勉強となります。
勉強は、子供が集中力を保てる短時間でいいです。
15分や20分とか、その時間だけ集中力を高く勉強します。
そして、休憩や息抜きをいれて、また短時間勉強をするといった、メリハリをつけて行わせてみて下さい。
連続でやる必要は全くないので、トータルで1時間とかそんな感じでいいです。
「休憩ばかりして!」
なんて怒る必要はないですからね。
何時間もやる事よりも、集中力が保てる勉強が出来ているかどうかです。
見て聞いて書く

見るだけ、聞くだけ、書くだけの勉強にならないようにして下さいね。
色んな感覚器官から学び取ることができると、覚えやすいです。
見て聞いてインプットをし、見たことや聞いたことを思い出しながら書いてアウトプットです。
そういったことが出来る教材があるといいですね。
うちの子供の勉強方法の1つとして、絵を書いて覚えるというのがあります。
これは娘が独自にやり始めた勉強方法なのですが、花の構造を覚えるのに絵で記憶しておくそうです。
そこから絵を思い出して答えを導き出しているんです。
絵を見ると、絵を書くが合わさってますよね。
大事なのは絵を記憶にとどめることですね。
うちの子供はありがたいことに、勉強に関しては自ら工夫をして、学力をしっかりつけてきています。
楽しんで勉強をしているんです。
こちらの記事を読んでいただければ、勉強方法として、何か参考にしてもらえるかもしれません。
⇒子供が勉強嫌いの人へ。うちの娘が勉強を楽しいと言う理由。
僕の覚えやすい勉強方法としては、耳で記憶することですね。
英語に使えます。
単語というより英文章を耳で覚えていきます。
歌を覚えるのと同じような感じで、耳にフレーズのリズムや音が残ります。
この文章フレーズと意味をセットで記憶しておくと、そこに含まれている数個の単語も導き出せるようになりますね。
自宅で手軽に自分のペースで

不登校なので、中々塾へ行ったり家庭教師を雇ったりするのは勉強がやりづらいですよね。
またそういった勉強方法は手軽さに欠けます。
時間が決まってきますし、勉強をするペースなどもあちらに握られてしまいます。
勉強を追いつくということは、子供それぞれで追いつく箇所が違うはずです。
子供にとって必要な勉強が様々です。
だから塾は難しいです。
塾代も高いですし、通う大変さが勉強のやる気を奪うかもしれません。
学校が不登校になった理由にもよりますが、塾に行くこともできない、人と会うことが苦手かもしれません。
ですので、自宅学習を自分のペースで出来る勉強方法がおすすめです。
計画を立てる

何をどのように、勉強していけばいいのか、それを勉強をするたびに悩んでいては続きません。
「何をしたらいいのか分からない」というのは、不登校じゃなくても多くの子供が持つ悩みです。
どの教科のどこをやるのかを、毎回考えてから勉強に入るやり方では、勉強を始める前に嫌になってきます。
しっかりと計画を立てて、その日にやる勉強を既に決まっているようにしておきます。
「よし!勉強するぞ!」って気持ちになれたときに、スムーズに入れるようにするのがコツです。
勉強をする場所も綺麗にしておきたいですね。
勉強に入るまでの無駄な手間が省けるようにしてください。
短期と長期の目標設定

勉強をする動機です。
なぜ勉強をするのかが持てないと、いい勉強ができません。
勉強をすることで、何を得ることが出来るのかを親と子ども一緒に考えてみて下さい。
将来的な目標と、それを達成するための短期的な目標です。
例えば分かりやすく言うと、
- 長期的な目標
英語を使った仕事がしたい。
海外で仕事がしたい。
- 短期的な目標
英語をマスターする
英検〇級合格
単語○○〇〇個を覚える
など
凄くザックリな例えですが、こんなものです。
将来の夢ややりたいことが長期的な目標になります。
そして、それを達成するのに必要なことで、今できることがあります。
その今できることから短期的な目標を立てます。
理由もなく押し付けの様にさせられる勉強と、目標に向かって目指す勉強とでは、遅れを追いつくスピードは全然違いますよね。
不登校でも低コストで質の高い勉強をするには

不登校でも追いつくことが出来る勉強方法をお伝えしてきましたが、中々自宅でするには難しい面もあったかと思います。
- 誰かに教えてもらう
- 見て、聞いて、書く
- 自宅で手軽に、自分のペースで
特にこれらが難しいです。
でも上記の3つや、その他の勉強方法をクリアすることができます。
それは教材を使うことなんですね。
今は色んな質の高い教材が売られています。
多くの人がそれを利用し、不登校でも高校受験合格を果たしています。
学校の授業が受けられない以上、他から学ぶ必要がありますからね。
教材が完璧だとか、絶対に学力が上がるとは言い切れませんが、一つの有力な勉強方法として確立されています。
色んな工夫もされており、集中力を保てたり、継続性が高かったりと、質のいい勉強を追い求められて作られていますので。

ただ、教材は色んな種類が販売されていて、いったいどれがいいのかが分かりません。
ある人が良いと言った教材が、あなたの子どもにとっても良い教材になるとも限りません。
ちょっと教材選びは難しいとこもあるんですね。
買ったはいいが、結局続かなかった子供も多くいます。
そういった子供たちに共通するのは、
誰かが薦めていた教材を、自分に合っているか確かめもしないで買ってしまったことです。
よくお勧め教材のランキングなんかもありますが、どのサイトを見てもランキングは様々ですよね。
結局一番いい教材はあなたの子供に合っているかどうかなんです。
そういった教材を見つけて下さいね。