
子供に学習習慣をつけさせたい。
小学校、遅くても中学校までには学習習慣を定着させないと、高校にいって勉強がついていけなくなるともいいます。
今回、学習習慣の定着をさせるポイントです。
うちの息子が、どのように定着していったかも例にお伝えしていきます。
ぜひ参考にして下さい。
もくじ
学習習慣の定着ポイント①「宿題をする場所」

あなたの子供はどこで宿題をしていますか?
自分の部屋で一人黙々とやらせているのでしょうか。
学習習慣定着のポイントとしましては、
僕がオススメするのは親が近くに居れる場所です。
よくリビングでの勉強が効果的だと聞きますよね。
同じ理由ですね。
親の目が届くことで、いくつかの効果があります。
親の見張りで怠けない、集中力アップ
まず見られていることで、怠けたり、集中が途切れたりしないことです。
一人だとどうしても自分に甘えが出てしまします。
また自分の部屋の場合、自分の好きなものが沢山あります。
誘惑するものがそこら中にあり、目に入ってくるので集中が難しいですよね。
分からないとこを直ぐに解決
分からないところが出てきたら直ぐに親に聞いて解決できる。
これは結構効果が高いですね。
子どもは分からないところが出てくると、そこから中々進みません。
分からないところを理解しようと調べたりすればいいのですが、
これが中々手が動かない。
スムーズにいかないとやはり勉強が嫌になります。
漢字や計算をしていても、合っているか不安な時は直ぐに聞いてきます。
「合ってるよ」
と一言安心させてあげれます。
宿題の最中に、「字が丁寧だね」とか、「計算早いね」とか褒めてあげるのも、子供はやる気がでて面白くなります。

1つ気を付けたいのは、教え過ぎないこと。
答えが合っているかくらいは良いと思いますが、
理解が出来てない部分は上手に教えないと、
理解できないままになってしまいます。
親が教えても、直ぐに答えを教えがちで、途中を教えれていないことが多いです。
答えまでの導き方を理解できてないので、子供はテストなどで出来ないことが起きてしまいます。
ですので、教科書を読ませて、自分で考えて理解するように手助けをしてあげるといいですね。
それでも理解できないなら、先生に聞くようにさせます。
参考記事
⇒勉強が苦手な親、小中学校の子供へ教えられない人へ
学習習慣の定着ポイント②「目標決め」

これは子どもと良く話すのですが、将来の夢ややりたいこと、目標です。
なぜ学校へ行って勉強をするのか、宿題をするのか。
また自主勉強が必要なのか。
学習をする意味を明確にしてあげるんです。
ただまだ小さい小学校低学年では中々難しいので、身近な目標でも良いと思います。
例えば僕の息子は、小学校1年生の時から宿題は1番最初に終わらせてしまいます。
学校から帰ってきたら直ぐに始めます。
宿題が好きなわけじゃないんです。
なぜかというと、宿題をさっさと終わらせて、後はゆっくりと遊びたいからです。
その方が楽だということを小さいながらも分かっていたんですね。
夏休みでも最初の1週間でほぼやってしまいます。
そして残りの夏休みを気楽に楽しみます。
最初はこんな目標でもいいと思います。
ただ面倒くさい、面白くない、と感じながら宿題をするよりも、
何か目標があってする方が断然いいです。
これが続けば必ず学力も付きます。
そして高学年に近づいてきたら、将来何をしたいのか、好きなものや興味があるものは何かを親子で考えて、
「それを達成するには何が必要か」
「今の時点で何が出来るのか」
を子供に教えてあげます。
つまり学校の勉強が必要で、具体的に英語が大事だとか、算数が大事だとかを教えてあげます。
勉強する意味や理由、目的があるとやる気も違ってきます。
学習習慣の定着ポイント③「ルーティン」

先ほど僕の息子の例が出てきましたが、息子はこの勉強の仕方がルーティン化しています。
学校から帰ってきて、どんな誘惑があったとしても、宿題を絶対にします。
もう宿題をしないと気が済まない状態になってるんです。
このルーティンが崩れると気持ち悪いんでしょうね。
何年間も同じリズムでやってきましたから。
このことから、あなたに何を伝えたいかというと、
なるべく同じ時間に宿題をする様にさせることです。
これが当たり前になってルーティン化すればしめたものですね。
ポイント①でお伝えしたように親がいる場所での勉強がいいので、
それができる時間帯で毎日出来るといいですね。
学習習慣の定着ポイント④「好きなこと」

これは子どものストレスが発散できるようにしてあげることです。
学校で勉強してきて、帰ってきて宿題をして・・・
毎日毎日勉強勉強では、それはストレスも溜まります。
なるべくやりたいことはやらせてあげれるといいですよね。
子供ですので、色んな事に興味を持ちます。
好きなものとか色々と移り変わります。
それを見逃さないでくださいね。
うちでは、テレビゲームとか、そういったものはあまり与えないですが、
スポーツとかハマり出したら、そのスポーツの
ボールやラケットといったものを買ってあげています。
絵を書くのに興味があるときは、結構本格的なデッサンの方法の本を買ってあげました。
好きこそものの上手なれで、中々の絵を書きましたね。
ちょっと値が張りましたがギターを買ってあげたことも。
僕が好きなのでうれしくてつい買っちゃいました。
そして一緒に遊びますよ。
子供の勉強には親の協力が不可欠です。
子どもは親と一緒に遊びたがります。
子供が好きなことで一緒に遊んであげるのも学習習慣の定着には大事なことです。
息抜きも必要ってことですね。
宿題が終わったら、思う存分好きなことで遊べる、
親と一緒に遊べるとなれば子供はやりますよ。
少しご褒美的な感じでしょうか。
学習習慣の定着ポイント⑤「親の存在」

子供は嫌々でも学校へ行って勉強はしています。
宿題もでます。
良いところは素直に褒めちぎってあげます。
まちがっても勉強できてないことを責めないでくださいね。
ますます勉強が嫌になってしまいます。
親や先生に叱られたくないからが理由で勉強をしても良くないです。
テストで点数が悪くたって今はいいじゃないですか。
その中から子供のいい部分を見つけて褒めてあげて下さい。
良い部分を見つけようとしてくださいね、じゃないと見つからないものですから。
後は褒められれば子供はうれしいです。
具体的に褒めることで、自信を植え付けてあげるんです。
自分は勉強が出来るんだと。
他の人よりも勝っている部分とかを感じるとそれをもっと伸ばしますよ。
最後に
学習習慣を定着させるポイントはいかがだったでしょうか。
中々すべてをこなすのは難しいかもしれませんが、子供の為を思って親として出来ることをしてあげて下さいね。
決して親の自己満足にならないように。
子供にはこうして欲しい、あーして欲しいというのは誰しもあります。
でもそれが自分の子どもにとっていいことなのかどうかは別です。
子供の意見もしっかり聞いて、押し付けにならないようにして下さいね。
子供の勉強の悩みは尽きません、良かったらこちらの記事も参考にして下さいね。
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