
子を持つ親として、何も言わなくても子供が自分から勉強するようになるのは一つの願うところです。
やはりそれは、勉強と言う物が大事なもので、将来に必要なものだと僕たち親が解っているからでもあります。
将来に必要な、大事な勉強を中々やろうとしない子供が、自分から勉強する子になる方法です。
「小学生の子どもが勉強せずに困ったときに読む本」
著者:嶋 美貴
を読んでみて、あなたにもお勧めしたい方法をまとめてみました。
もくじ
自分から勉強する子になる方法

放っておいても、勉強しろとガミガミと怒鳴っても、子どもは勉強するようにはなりません。
自分が子供の時もそうじゃなかったですか?
子供に勉強をさせたかったら、ちゃんとしたサポート、もっと巧みに親が働きかけないといけないです。
いくつか効果的な方法を紹介します。
守れるルールを決める

これは、勉強にだけでなく社会的にも重要なことが身に着きますね。
ルールはことが健全に進んでいくためにあって、それを守ることが必要です。
みんなルールを守るから、平和であり、幸せな暮らしをすることができます。
そんなルールを家庭でも決めてみてください。
親子で一緒に話し合いながら決めます。
親が一方的に決めてしまった押し付けになってしまいますからね。
そして子供が守ることが出来るルールです。
「1日10分、計算問題を解く」
「1日5分、漢字の勉強」
といったようにです。
これくらいハードルが低いルールでいいです。
そしてルールの改正も自由です。
ルールを守るためにどうしたらいいのかを学ぶのが一つの目的です。
ですので最初は小さく、ちょっとづつ内容を上げていく感じ。
続けることが大事で、ルールを守る事で、勉強が習慣化されてきます。
ポイントとしましては、こどもが「これならできる」と思える短い時間をせっていしてあげることですね。
勉強時間を短時間集中で

これができると、勉強の質や効率が高くなります。
単純にですが、勉強は積み重ねですのでやった時間の分だけそれなりには学力として身に着きます。
でも子供の集中力ってそんな長くは続かないんですね。
1時間、2時間もすればだいぶ集中が散漫になってきます。
そんな状態で勉強を続けても、しっかり頭には入ってきません。
そもそも勉強に長時間縛られるのが嫌で、遊びたいからやらないんです。
そこでおすすめなのが、子供に勉強をさせるとき、時間を短くして、それを数回やらせる方法です。
つまりぶっ続けで1時間ではなく、例えば15分を4回で1時間の勉強にします。
15分の時間はきっちり守らせます。
やりかけだったとしてもです。
15分経ったら、自由に遊ばせます。
15分や10分など、短時間なら集中力高く勉強ができます。
きっと子供も物足りなくなって、もう少し勉強したくなります。
また時間制限があるので、ダラダラとしないで効率よくテンポよく勉強をする工夫ができるようにもなってきますね。
キッチンタイマーを使って図るくらいきっちりとやってみて下さい。
勉強する場所は親と一緒にいる空間で

これは結構耳にする方法じゃないでしょうか。
リビングでの勉強が効果的。
これは自分の部屋などで、一人でやろうとしても自分に対して甘えがでます。
ついつい勉強よりも好きなことへ走ってしまいます。
そこで、親や家族が居る場所で勉強すると、見張られてる感じがでて、ダラダラしたり遊び始めたりが減ります。
実際に見張っているわけじゃないですが、明らかに自分の部屋でやるよりも集中してできます。
これだけで、子供に勉強しなさいと言う機会も減りますね。
うちの子もリビングや僕が居るところで宿題や自主勉強をしています。
集中してやっていますね。
それから「今日はこれとこれをやる」とやる所を自分で決めてやっています。
短期的な目標を立ててることも集中できる要因の一つですね。
継続は力なり

勉強するようになって欲しい。
学習習慣を身に着けて欲しい。
その為には3日坊主にならないように工夫をして継続させます。
ただ無理に継続させようとしても難しいです。
内容は落ちてもいいので、毎日数問だけ解くでもいいので、継続できるようにしてあげます。
毎日の習慣として定着してくると、やらないことが気持ち悪くなってきます。
習慣とはこうやって徐々に身に着いてきますので、いきなり難しいことを続けさせないでくださいね。
とにかく最初は少しのことでも、毎日続けさせることからですね。
勉強の成果を褒める

学校からテストを持ち帰ってきたら、ちゃんと見てあげて下さい。
そしてすることは、良いところ探しです。
出来るところを褒めてあげましょう。
勉強の成果が出てるねと。
点数が悪い所や、間違えたところを指摘して怒ったりするのは逆効果です。
勉強したことでいい結果が出たと子供に感じさせてください。
勉強のやりがいも感じられるようになりますし、勉強すれば点数が取れると分かりますので今後も勉強に励むようになれます。
やりたいことをやらせてあげる

こどもが好きなものは色々あります。
ゲームやテレビ、スポーツなど。
これらを勉強しないからと取り上げてしまうのは、子供のストレス発散場所を奪ってしまうことになります。
やはり子供がやりたいと思っていることはやらせてあげて下さい。
ただそればかりになって勉強をしなくなったら本末転倒です。
そこで生きるのが、やはりルールですね。
ルールとして決めていた短時間の勉強をこなせば、自由にやりたいことが出来るといった感じにしてあげるといいです。
サッカーが好きでやりたいのに、取り上げられたら勉強だってやる気が無くなります。
人間は面白いことが好きで、それが出来るから生きていけますよね。
面白くないことばかりじゃ嫌になります。
子供だってそれは同じです。
最後に
まだまだ子供が自分から勉強をする子になる方法はあります。
また追記して紹介していけたらと思います。
こうやってまとめていて感じるのが、やはり親のサポートなしでは成せないということです。
一緒に寄り添って、勉強が出来る環境を整えてあげて下さい。
良かったら、こちらの記事もご覧ください。
⇒小~中学校までに学習習慣を定着させる5つのポイント