
記憶力が悪いと悩む中学生のあなた、その悩みとは今日でおさらばしましょう。
記憶力が高い人は、それなりのテクニックを持っているんです。
人それぞれ、自分の記憶の仕方があり、それを上手く行っているんですね。
今回は、その記憶を良くする方法を紹介します。
これを試せば、あなたも記憶力が高まってきます。
もくじ
記憶力がない中学生でも大丈夫

記憶力が悪いと悩む必要は全くもってありません。
何故ならもともとの記憶力に差なんてほとんどないんです。
確かに記憶力がいいなと感じる友達っているけど、それは上手な記憶の仕方をその友達はやっているからなんです。
能力が高いからってわけじゃないんです。
だから、あなたも上手な記憶の方法を知って、その方法をつかって記憶すればいいんです。
記憶を良くするポイントは6つ
では、6つの記憶するときのポイントを紹介しますね。
6つとも全部をやれってことではなく、あなたがやりやすいことから試してみると良いですよ。
記憶を良くする方法①心身のリラックス

僕たちの頭の中にある脳、その脳の大脳には記憶をつかさどる部分があります。
そしてそこに記憶がたくわえられていくことがわかってるんですね。
ちょっと余談になりますが、
脳と記憶に関してそこまで分かっているので、実験をした人物がいます。
記憶したことを忘れてしまったと思っていても、記憶に関している脳の部分に電気刺激を与えると、凄く鮮明に思い出すそうです。
つまり記憶としては脳に残っているんですね。
そして、その実験と一緒に確かめられてことがあります。
それが、外部から入ってくる情報は身体も心もリラックスした状態の時に記憶しやすいってことです。
疲労というのは脳の活動も低下してしまうので、記憶力も下がります。
ですので、勉強で記憶をするときは、しっかりコンディションを整えて挑むことで記憶がしやすくなります。
疲れた状態で勉強するって効率も質も悪くなってしまうんですよね。
体調って大事です。
睡眠や食事、ストレスを溜めないことなど、まずは生活習慣を見直すことも大事ですね。
記憶を良くする方法②楽しいもの、好きなものを絡める

記憶をするとき、どんな気持ちでいるのかも結構重要です。
あなたには記憶することに苦手意識があるので、まずはそれを考えないようにして下さい。
それよりも「上手く覚えられるぞ」「前に覚えられた時と同じだ」とポジティブなイメージを持つことです。
そして覚えることができた先にある、いいことをイメージしてください。
記憶できることで得られる楽しいものや好きなことです。
やってみたいことや、希望です。
こういった良いイメージも持つことで、知らず知らずに記憶力が高まっていきます。
記憶を良くする方法③意味を理解する

記憶する対象物の意味を理解してください。
そのものだけを記憶するのではなく、
- なぜそうなるのか
- そうなると、どうなっていくのか
- 周りにはどんな影響を与えるのか
- 自分にとってもどんな意味があるのか
記憶するものの前後関係や、影響するものなどを理解することで覚えやすくなります。
僕が実際に経験した記憶方法ですが、
ちょっと複雑な計算式でした。
職場の前年や先月の結果から、今月の目標値を出す計算方法です。
これが最初は中々覚えることが出来なくて凄く嫌でした。
でもまずは何故こんな計算方法をするのかというところから考えてみたんですね。
この計算をする理由や意味ですね。
すると不思議なもんで、スーッと頭に入ってきて、その計算が出来るようになりました。
記憶を良くする方法④分類

記憶するものを自分が分かりやすいように分類するといいです。
- 同じ性質
- 反対の物でセットにする
- 関連するもの
他にもあなた独自の分類でいいです。
自分でイメージをしてまとめることで、バラバラに記憶するよりもとても覚えやすくなります。
例えば英単語、「走る/Run」「歩く/walk」これはセットで覚えることができますよね。
反対の意味で分類できます。
動作として同じ性質としてでも分類できます。
僕的には英語は反対の意味として分類したほうが覚えやすいですね。
記憶を良くする方法⑤あなたに合った方法

記憶をするときですが、上手に記憶できる人はそれぞれ自分に合った方法を持っています。
- 身体を動かしながら記憶する人
- 音楽を聴きながら記憶する人
- いつも同じ体制になる人
- 耳を使う人
- 声に出す人
これは様々です。
ノートに鉛筆で書いても書いても覚えられないのであれば、その覚え方はあなたには合ってないのかもしれないです。
ですので、そんなときはちょっといつもとは違う工夫をしてみて下さい。
英語なら教科書を見て書くのではなく、CDなど耳で聞いて書くなど、ちょっと違う方向から攻めてみたりすると上手くいくことがあります。
音で記憶するってことですね。
耳に歌が残ってるって感覚がありますよね。
CDで聞いた英文が音で記憶できているので、そこから導き出したりできるんです。
もしかしたらニオイでもできるかもしれないです。
あるニオイを嗅ぎながら覚えることで、そのニオイを思い出すことで覚えたことも一緒に思い出すことができます。
これも経験はないでしょうか。
あるニオイから以前にあった出来事を思い出すことを。
音やニオイは記憶と繋がってるんですね。
身体の動きとかもそうです。
だから身体全体を利用して記憶してみて下さい。
もし自宅で勉強するときは、単純に教科書だけで勉強するより、
目で見たり、耳で聞いたりできる教材は効果が期待できます。
その教材もあなたに合っているかどうかが大切ですが。
⇒中学生の自宅学習教材ランキングで選ぶと失敗する、本物はこう選ぶ
記憶を良くする方法⑥繰り返し

これは当たり前かもしれませんが、繰り返し繰り返し行うことです。
どんなに記憶力が良い人でも、一回で覚えられることは無いです。
みんな何度も反復して記憶を定着させているんです。
一発で覚えようとしていませんか、人間は忘れていくものです。
時間が経てば経つほどに忘れていきます。
ですので、次の日も、その次の日も記憶するために繰り返し覚えることをやってみて下さい。
何回繰り返せばいいのかはわかりません。
納得するまででもいいし、「あれ忘れたな」と思った時にやり直してもいいです。
また記憶が薄れていて間違えた時などはチャンスです。
そこで間違えたのを放ったらかしにしないで、やり直してください。
間違えたことは記憶に残りやすいんです。
どんどんチャレンジしてどんどん間違えてどんどん覚えていきましょう。
最後に
昔テレビである記憶力の高い芸能人がいました。
その人がどうやって記憶しているかというと、自分で考えたストーリに当てはめて覚えているそうです。
「A」「B」「C」「D」を覚えるとしたら、
「A」⇒「B」⇒「C」⇒「D」となる変化を自分で物語にしてるそうです。
「A」の特徴から「B」が出てきて、「B」がこうなって「C」に変わって
といった感じです。
記憶力が高い人はこうやって何かしらの工夫を持っているんですね。
とても参考になりました。
今、支援教育の論文執筆中です。
関西学院大学卒 仏教大学大学院卒
現在、岸和田市立岸城中学校 勤務
三人の父親です。
長男 刑事
長女 キングスカレッジ ロンドン在住
次男 医者(研修医)
勉強を楽しんでするように、保護者の助言・ハグ等の重要性を痛感しています。