
子供が勉強を好きになる事は出来るのか。
勉強を好きになるには何をさせて、何をしてあげればいいのか。
うちの子供たちは勉強を楽しんでいます。
うちのやり方や、僕の考え方など、参考にしていただければと思い、書きました。
もくじ
子供が勉強好きになるコツ

ただ勉強をしているだけでは、子供に勉強を好きになってもらえません。
もっと違う角度から、勉強に興味を持たせたり、関わらせたり、考えさせたりしなくちゃいけないです。
勉強をやらせようとしない

子供に勉強をさせたくて、「勉強しなさい!」とは良く言いますよね。
それで勉強をするようになりましたか?
勉強は強制的にやらせても、やる気なんて起きません。
押し付けではダメなんです。
ですので、勉強をしない子に、勉強をやらせようとしてはいけないです。
今までしつこく「勉強しなさい!」と言ってきたのであれば、ちょっと引いてみましょう。
そして今までとは違うアプローチをしていきます。
出来ることから

勉強が好きではない=勉強がわからない、できないからです。
出来ないことをさせても面白い訳がありませんよね。
まずはレベルを落として、その子に出来ることから始めさせてみて下さい。
難易度もそうですが、時間や量的な面でも、集中が続く範囲までに小さくしたりします。
やればできるを植え付けたいですね。
楽しくできる工夫

楽しくなければ好きになりません。
これは大人も子供も同じです。
勉強の必要性や大切さを、子供はまだ具体的に理解できないです。
ですので、勉強をする意味や理由がハッキリ分かりません。
出来れば将来の夢や目標を持つことで、勉強をする為の動機が出来ると良いのですが、
それはまだ小さい頃は、直ぐには難しいかもしれません。
まずは勉強を楽しく継続できる工夫をして、勉強に対する苦手イメージなどを払拭してみましょう。
⇒小学生の勉強を楽しくするには?うちで実践している効果がある方法!
勉強をしないことを怒る必要はない

勉強しないことや、成績が悪いことなどを怒らないで下さい。
怒られた子供が勉強を好きになると思いますか?
むしろ嫌いになります。
怒られたくないからと勉強をするようになったとしても、それは自分の為の勉強じゃないです。
質のいい勉強にするには、自発的に勉強へ取り組めるようになる事です。
勉強が嫌いなのに、少しでも勉強をしたなら、そこを評価するべきです。
テストは点数じゃない

テストは点数が気になるところですが、点数にこだわるのはもっと先。
今は勉強が好きになれるかどうか。
子供がテストの点数にガックリきているようなら、「もっと勉強しなさい」ではなく「良く頑張ったね」と頑張ったことを評価してあげましょう。
ほめてあげれる部分を探す

テストは点数じゃないと繋がっていますが、勉強をしたそのものも褒めてあげて下さい。
「よく頑張ったね」も良いのですが、もっと中身も見てあげます。
テストを見る時ですが、褒めるところがないなんてことありませんか?
それは褒めることができる部分を探そうとしてないからです。
ただ眺めてるんです。
普段から子供がどこを勉強しているのかを見ていれば、小さなことでも成果が表れているはずです。
「この計算、頑張ってたもんねー」「前に間違えた漢字書けてるじゃん」
色々見えてくると思いますよ。
親が勉強する姿を見せる

親が勉強嫌いで、勉強に対して適当であれば、子供もそれをみて育ちます。
「勉強しても、その計算式は将来使わないよ」とか「漢字なんてパソコンあるから覚えなくても大丈夫」なんて決して言わないで欲しいです。
それから自分が頭悪いアピール的な感じも良くないです。
僕の親がそうでしたが、凄くその言葉が記憶に残ってるんですね。
『子供の頃勉強ができなくて、先生によく叱られたなー』
と言いながら笑って、自慢の様に話すんです。
勉強しなくても大丈夫かってなりますよ。
そのくせ、勉強しなさいなんて言うんだから矛盾してますよね。
出来れば、親が読書をしていたり、何か勉強をしている姿を子供が自然と見ているといいです。
子供が興味を持ち、何で勉強しているのと聞かれれば、ちゃんとその理由を語ってあげて下さいね。
勉強することで何が得られるのか。
僕の子供が勉強を好きな理由

僕の子供たちはありがたいことに勉強が面白いと言ったり、好きだと言ったり、成績もいいです。
テストも頑張っています。
宿題は好きじゃないとは言うけれど、自主勉強で好きな所を勉強するのが楽しいと言います。
現在中学1生と小学4生ですが、これまでどんなことをしてきたかお話しします。
僕と勉強についてよく話す

最初の頃は僕の方からですが、勉強をする理由や、勉強をする動機付けの為に、子供と話をします。
将来の夢を持つことや、夢を実現するためには今できる勉強を出来るようにしておいた方が良いこと。
僕自身が勉強ができなくて苦労したことや後悔したこと。
英語ができるとこんな良いことがあるなど。
勉強に関するプラスイメージになるお話です。
勉強に対して凄く興味を持つ子に育ってくれました。
今では子供の方から、勉強について話を嬉しそうにしてきます。
成功体験をしている

テストで点数が取れた。
授業中に自分だけが答えられた。
友達に教えることが出来た。
などなど、勉強をしたことで得られた体験をしっかり積んできてることが大きいです。
褒められることもその一つだと思います。
勉強をしたことで、「できた」「嬉しかった」という経験を積み重ねるんです。
テストなどのミスを怒らない

テストを持ち帰ってきて、100点満点ばかりではないです。
も少しで100点や90点台だった。
ケアレスミスだ。
など、間違いがもったいないなと突っ込みたくなることもありますが、そこは次はきっとできるから100点だなと一緒に喜びます。
先ほども話しましたが、何点だろうが怒ることは無かったですね。
わざと間違えてるわけじゃないですからね。
分からないものは分からない、間違えるものは間違えるんです。
大事なのはその後の間違い直しです。
間違えたところをそのままにしないことですね。
間違い直しも効果的なやり方があるので、こちらを参考にしてみて下さい。
⇒【学習振り返りの効果】小学生の勉強は間違い直しが間違っている
宿題をリビングでやっている

ずっと宿題やテスト勉強はリビングでやっています。
どこで勉強するのがはかどるのかは子ども次第ですが、うちはこれでうまくいっています。
リビング学習は色々と利点があり、おすすめですので、一度試してみるといいですよ。
最後に
好きだから勉強が出来るのではなく、勉強ができるから好きになるんです。
勉強を強制的にやらせるなとは言いましたが、やらなくて良いと言うことではないです。
勉強に対して苦手意識や、嫌なイメージがある子も、やればできるということを知らないんです。
やらずして出来ないとか、無理だとか、勉強の食わず嫌いなんですね。
今回の記事でも紹介しましたが、まずは、
「勉強した」⇒「出来た」
という経験をえるために、出来ることからでいいのでやってくださいね。