
子供が勉強嫌いで困りますよね。
勉強って大事なのに、それが伝わらない。いくら言ってもやらない。
でも嫌いなものは強要したってやるようにならないです。
なぜ勉強が嫌いなのかをしってそれを解消したりするのが大事です。
うちの娘や息子が勉強を楽しんでいるので、その理由も参考にしてみて下さい。
もくじ
子供が勉強を嫌いなのはなぜか

子供が勉強を嫌いなのは、一言で言えば勉強が出来ないからですよね。
悪循環になっていて、勉強しても出来るようにならない。
授業も解らない。
テストも成績も悪い。
そうなると面白くないので、勉強が嫌いになってますます勉強をしなくなってしまいます。
そしてもっと勉強ができない状態に。
子供の勉強嫌いを何とかするには、まずは学習習慣を身につけさせないといけないです。
その為にどんなことが必要かをまとめてみます。
こちらの記事も参考にして下さい。
⇒小・中学生が自分から勉強する子になる方法 習慣
勉強をする場所

勉強が嫌いであれば、勉強に集中することも中々できないです。
自分の部屋で一人で勉強なんかさせたら、おそらく直ぐに集中力が切れて、他の漫画だったり、ゲームだったりとそちらの誘惑に負けてしまいます。
勉強が好きな子供だって、そういった誘惑には直ぐに目を奪われてしまったりします。
一人でも黙々とできるぐらい、勉強意欲があればいいですが、勉強嫌いの子供には特に家族が居る場所で勉強するのがいいです。
多少ガヤガヤしているぐらいで、誰かの存在が感じられるくらいがちょうどいいです。
静かな場所の方が集中出来そうですが、それは好きなものをやるときですね。
嫌いなものを静かな場所で集中するなんて、ハッキリ言って普通に罰ゲームじゃないですか。
まずは宿題をするときからですね。
リビングなどでやるようにして、そこで家事など普段の生活を僕たち親はしてみて下さい。
ルールや計画を一緒に立てる

計画的にやることは、勉強を始めやすいのでいいです。
何をすればいいのかなー、宿題いつやろうかなーなんて考えていると、段々やる気もなくなってきます。
宿題や自主勉強でも、毎日同じ時間、その日にやる箇所や量を決めておくとスムーズに勉強に入れるので効果的です。
ルールも決めると良いですね。
毎日漢字を5つ覚えるとか、計算問題を5つ解くとか。
簡単なことがいいですね。
計画やルールを決めるときは親が勝手に決めるのは良くないですよ。
子供と一緒に決めて下さい。
そしてうまくいかないなら、うまくいくように計画やルールを変更したっていいんです。
習慣を身に着けさせるのが目的ですしね。
自主勉強は好きなところから、短時間で

自主勉強が出来るようになるとすごく良いですよね。
また自主勉強が宿題として出されることもあります。
でも、この自主勉強が結構やっかいなんですね。
子供からしたら勉強が嫌いなのに、自主的に勉強なんてできません。
それに何を、どこを、どのようにやったらいいのかわからない子供が沢山います。
【おすすめ関連記事】
⇒自主勉強 自主勉強が楽にできるのに、学力が確実につく方法
まずは自主勉強は好きな教科や得意な教科などからでいいです。
そして長々とやらなくていいです。
集中ができる範囲の短時間でいいです。
15分でも10分でも、キッチンタイマーで測りながら、時間が来たらそこで手を止めて休憩でも、他のことでも遊んでもいいです。
宿題としてまだノートを埋めなくちゃいけないなら、また別の時間で15分とかやったらいいです。
短時間を集中力高く勉強するのが身に着くコツでもあります。
勉強の大事さを親が見本で見せる

なぜ勉強をしなっくちゃいけないのか、勉強をする意味、勉強が大事であること。
こういった勉強をする根本的な動機があると、勉強が自ら出来るようになってきます。
でもそれをどうやったら分かってくれるのか。
将来のことを一緒に考えて、子供が目指す夢ややりたいことが明確に出来るといちばんいいのですが。
まだまだ未熟な子供に言葉で伝えても、理解できないのが当たり前です。
子どもは親をみて育ちます。
親の行動をみて何が大事なのを感じ取ります。
あなた自身が勉強に対する姿勢を見せてあげるのが重要。
大人になっても向上心があって、それに向かって頑張っている姿を見せられるのが理想です。
僕の体験談ですが、娘が小学校低学年の頃です。
僕は趣味でイタリア語を独学で勉強していました。
辞書やテキストを広げて、ノートに書き込んだり、車の中ではテキストについてきたCDを流したりしていました。
それを見ていた娘は、
「なんでそんなに勉強をやることができるの?」
「良いなー!」
「凄い!」
なんて言うんですね。
英語を習っていた娘は時折、僕の隣で英語の自主勉強をするようになりました。

勉強が出来るようになりたいという意欲はあるけど、思うように出来ないんですね。
その思いを上手く行動に移せるように、親が見本となれるといいんです。
どんなに勉強が嫌いでも、勉強が得意で賢くなりたいという意欲はあります。
テストで点数を取りたい、成績が良くなりたい。
みんなその欲はあります。
子供とのコミュニケーション

やはり、子供と接する時間は凄く大事です。
子どもは親と遊びたがります。
親と一緒に何かすることが大好きです。
子供にせがまれても、「ちょっと面倒くさいなー」なんて思うのは分かります。
僕もそうです。
自分のやりたいこともあるし、子供の遊びは大人には面白くないこともありますからね。
ゲームとかで一人で遊んでもらえると助かりますが、そういったものに任せてばかりいないで、やはり一緒に遊んであげて下さい。
短くてもいいです、でも楽しく笑顔でです。
あなたの子どもはゲームばかりやっていますか?
身体を動かしたり、カードゲームなど頭を使う遊びで色んな面が育ちます。
これが学習の方にも影響が出てくるんです。
うちでは、ゲーム機はありますが子供たちはあまりやらないですね。
ハマる時期もありますが、姉弟で何か他のことをやったり、僕と遊んだりする方が楽しいようです。
どちらにしろ、テレビゲームでも身体を動かす遊びやトランプとかでも、僕を誘ってきますね。
親と遊ぶのが大好きです。
うちの娘と息子に勉強の好き嫌いをインタビュー!

うちの子供についてちょこちょこ出てきました。
2018年現在、3人の子供がいます。
中学1年生の娘と小学4年生の息子です。一番下はまだ保育園児。
有難いことに、お姉ちゃんお兄ちゃんは勉強に関しては何の心配もなく育ってくれています。
勉強しなさいよーなんて言うことは皆無ですね。
「宿題済んだ?」って確認するぐらいです。
時間があれば勝手に自主勉強を二人でやっています。
テストの点数もいつも高く、100点もとってきます。
そんな二人は勉強が凄く好きかと言えばそうでもないです。
でも、楽しさや面白さは感じているようで、嫌いではないといいます。
娘と息子に、勉強の嫌いと好きについてインタビューしてみました。

単純に何で勉強が好きなのか、どうしてそんなに勉強ができるのか。
また嫌いな勉強もあるのか聞いてみました。
娘、息子の嫌いな勉強
- 嫌な先生の強化は嫌い
学校の授業になってきますが、先生の好き嫌いは誰しもありますよね。
先生の性格や教え方などによって、左右される部分が結構あるみたいです。
ただ学校の先生は選べませんので、その教科のケアを自宅でしてあげる必要がありそうです。
自分でやるようになってればいいですが、そのまま授業を理解しないで進んでいくとちょっと問題です。
授業が分からないのは致命的になり兼ねないですから。
勉強は積みかさねで、基礎が理解できてないとその次も理解できないです。
- 道徳は暇

道徳は心の勉強です。
人間として育つためにすごく大事な授業なんですが、暇に感じるんですね。
僕が子供の頃も同じように感じていましたからよく分かります。
ここは道徳任せじゃなく、親も教えられることです。
親子のコミュニケーションはこれからも大事にしていきます。
- 漢字が嫌い
これは娘です。
漢字テストの点数は悪くないです。80点以上はとってきます。
でも漢字の勉強方法が面白くないみたいです。
単純に覚える、暗記的なのが嫌だといいます。
やはり勉強に面白さがあることは分かっているんですね。
勉強を面白い、面白くないで見分けれています。
面白さを感じることが大切なんですね。
- 国語の文章問題

こちらは息子。
僕が見ていても文章問題は苦手だなと感じていました。
本人も僕も嫁も理由は分かっていました。
小さい頃の読み聞かせが少なかったです。
娘は最初の子ということもあり、嫁が沢山読み聞かせをしていました。
だから文章問題得意ですね。
今は読書が大好きで、子供向けの小説をよく読んでいます。
先ほど述べましたが、子供とのコミュニケーションが勉強に影響するのがわかります。
娘、息子の好きな勉強
- 国語が得意になった

息子が文章問題を苦手と言いましたが、今は出来るようになりました。
その理由は自主勉強だそうです。
国語の自主勉強は漢字しかしてないように見えますが、それでも力がつくのかもしれませんね。
算数ドリルも問題文を読んで理解することが必要なので、そこでも読解力が養われたのかもしれません。
自主勉強の副産物です。
- 理科は絵を書いて勉強すると思い出せる
娘は理科が好きで、その勉強方法を教えてくれました。
絵を書くそうです。例えば昆虫や花の部分の名前等を覚える時ですかね。
テストの時は絵を思い出すことで正解が導き出せるといいます。
ちょっと親の想像を超え始めています・・・
しっかりとした自分の勉強法を持っているんですね。
勉強が苦手な子供に勉強方法が分からないという、悩みは多いです。
凄く大事な部分なんですね。
勉強しても勉強しても頭が良くならない、勉強嫌いになる原因です。
- 新しいことを覚えるのが楽しい(予習が好き)

勉強欲があるんですね。
新しいことを覚えることに楽しさを感じていて、予習するのが好きだと言います。
予習をしてから学校で授業を受けるとすごく理解しやすいみたいです。
また挙手ができると言っています。
授業で活躍できるんですね。
子供からしたらうれしいですよね、皆よりも勉強ができるというのが自信にもつながりますし、好循環です。
- 予習をすると、復習もやりやすい
予習が好きな子供たちですが、それによって復習がやりやすいようです。
これは知りませんでした。
予習のおかげで授業を理解しやすく、その復習も頭に入りやすいのでしょうか。
またその日に習ったとこはその日に復習してるそうです。
- 歴史と理科好き

娘は単純な暗記勉強になる感じが嫌いですが、歴史とか理科はおもしろいようです。
先ほどの新しいことを覚えるのが楽しいと一緒で、知るという行為が好きなんですね。
歴史も勉強のタイプとしては暗記系なのですが、そこには物語がありますからね。
それが面白いみたいです。
歴史の漫画読むと面白いので、そこから入ると良いかもしれないです。
息子はまだ歴史の勉強は始まってないですが、楽しみだと言います。
僕が幕末が好きで、幕末の本をよく子供の前で読んでいました。
子供が学校の図書館で幕末時代の人物の本を借りてきてくれたりします。
そんな僕の姿が影響しているかもしれないです。
「歴史ってそんな面白いの!?」といった感じで今は見ているんでしょうね。
- 新しい計算方法が好き
息子は、算数で新しい計算方法を習うのが好きみたいで、理由としては今後便利になりそうなことを学ぶのが楽しいそうです。
漢字だとよく使う漢字や自分の名前を学ぶのがうれしいといいます。
娘とは違い、漢字勉強が好きな息子です。
- 友達に教えるのが好き

友達に勉強を教えてあげるのが好きだと二人とも言いました。
優越感ですかね。
勉強ができるという自身がこれでつけれているのかなと思います。
子供が勉強をするようになって欲しいときの方法の一つで、子供が親に教えるというのがあります。
教えるという行為は、中々に効果的なので是非やってみて下さい。
- 自主勉は好きなことだけ
小学4年生の息子からのアドバイスです。(笑)
「自主勉強は好きなことだけやる。」
実はこれ、学習習慣を身に着けるのに、とっかかりとしてよく言われることなんですよね。
勉強が嫌いなら、まずは得意なとこや好きな教科からでいいので、ちょっとづつでも続けてみることが大事だと。
娘も、宿題は嫌いなんです。
本当は好きな所をやりたいみたいです。
- 問題を解くのではなく、問題をまとめる

これは中1の娘からのアドバイス。
問題を解くよりも、問題をまとめる勉強方法が良いみたいです。
実は嫁も学生時代は成績が優秀でした。(学生時代は(笑))
同じ勉強方法をしていたみたいです。
勉強が苦手な僕には理解が出来なかったですが、やはり勉強ができる人は、勉強方法を持っています。
ただ闇雲には勉強をしていないんですね。
最後に
今回これらをインタビューしたら、子供たちはすごくうれしそうに語ってくれました。
インタビューが終わってからも、姉弟二人でずっと勉強の楽しさを語っていました。
簡単に総括すると、
勉強の仕方と、勉強をすることで何が得られるか、どんな面白さを感じられるかを理解しているなと感じました。
だから迷わず、すぐに勉強にも移れるのかなと思いました。

参考にになるのか分かりませんが、勉強ができる子供の考え方として知っていただき、子供との接し方に行かして頂ければと思います。
ちょっと親バカかもしれませんが、子供が勉強してくれるのは何よりです。
別に塾に行かせたり、勉強を強要はしていません。
もっと根本的な部分が出来上がれば、自主的に勉強が好きになってくるんだと思います。
勉強のとっかかりとして、新しい勉強方法を試すのはいいことです。
うちの子にもやらせてみたいなとおもっているおすすめの勉強方法です。
よかったらチェックしてみて下さい。
⇒映像授業を無料で体験【日本最高の講師陣】2000円バック