
算数の計算はできる。
それほど嫌いでもない。
でも文章問題だけは苦手だ。
そんな悩みは、なるべく早く解決しておいたほうがいいですね。
普段の生活から学ぶ方法と、文章問題を解くときのコツを紹介しますので、
是非参考にしていただき、苦手克服をして下さい。
文章問題の練習は普段の生活から

文章問題はどう勉強したら出来るようになるか、
どんな練習方法があるかです。
例えば算数の文章問題は、
590まいのげんこう用紙を
4つの組で同じ数ずつ分けます。
1組分は何枚で、何まいあまりますか。
これは4年生の算数ドリルにあった実際の文章問題です。
余りの出る割り算の勉強ですね。
苦手な子は、この文章を読んで、どういった計算をすればいいのかが分かりません。
大人からしたら当たり前すぎる問題です。
そのため子供の気持ちが解らないです。
だから教えるのももどかしく、イライラしてしまいがちなんですよね。
でもそこは我慢です。
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子供にとって文章を読んで理解することは中々難しい事なんです。
ですので、文章問題を出来るようにするには、まずは実際に物を目で見て考えることが出来るととてもいい練習になります。
それが出来る一番いい場所は、スーパーなどでの買い物の時です。
例えばお菓子を買ってあげる時、
100円で11円(税込)のお菓子がいくつ買うことが出来て、いくらおつりがくるのかを自分で考えて買わせたりさせてみて下さい。
自分のお菓子を買うことなので、喜んですると思いますよ。

文章問題を考えるときは文字だけを見てやるために、分かりませんが、
こうやってスーパーでの買い物などで実物があることで、やらせると出来てしまいます。
自分で考えることが出来るようになってくると、
文章問題もできるようになってきます。
計算が難しくて出来ないときは助けてあげてもいいですし、スマホで電卓を出してあげてもいいですね。
自分の頭で考えるってことが大切です。
しかも楽しくというのがポイントです。
子供が知らないうちに、普段の生活の中で自然と算数に触れることが出来ているといいですね。
買い物以外でも、料理のときに計量カップで水や調味料を測ったりするときなど、
数字を使うことがいろんな場面であります。

ケーキを家族で分ける時も割り算が使えますよね。
子供は勉強してると気づかないうちに、実は勉強しているんです。
こうやって、文章問題に必要な考える力がついてきます。
文章問題を図や絵で表すのがコツ

文章問題を解くときのコツです。
文章問題が出来ない子は、文章を読んでそのまま理解をしようとします。
そして計算式を立てて、計算をしようとします。
しかしです、文章で数字が出てきて、
どんな計算をすればいいのかをイメージすることができないため、
苦手としてるんですね。
これを解決するコツは、文章問題を読みながら絵や図で表してみることです。
文章を読み取り頭の中で状況をイメージするよりも、絵や図で表して視覚からイメージする方が断然理解がしやすいんです。
普段からこの癖をつけておけば、頭の中でも絵をイメージしながら考えることが出来ます。
そうすることでどんな計算をすればいいのかも見えてきます。
つまり、絵や図を書いてから、計算立てをするのです。
文章問題が苦手な子は、絵や図で表すと言う部分が抜けていたんですね。
また子どもに文章問題を教える時、割り算や掛け算の仕組みを教える時、
こんな時も果物やお菓子の絵を使って教えてあげると理解しやすいですね。
単位(リットルやメートルなど)も理解しておくことも、文章問題では大事ですね。
これも普段の生活から学んでおくといいです。
どちらにしろ、文章や言葉だけよりも、実際に触ってみたり、目から形として情報を受け取ることが理解のポイントとなります。
最後に
自分も子どもの頃は文章問題が苦手でした。
小学校の頃はまだ良くても、中学高校となってくると難しくなってきて手が付けられなくなってきました。
ですので、今のうちに文章問題の苦手克服をしておくことは凄く大事ですよ。
また文章を読み解く力は、国語に通じることでもあります。
音読や漢字の意味を理解しておくことも文章問題が出来るようになる要因の一つになります。
音読は中々成果が感じ取れる勉強ではありませんが、凄く大事な勉強です。
しっかりとしておきましょう。