塾代が高い、将来が築ける子供の勉強

小学生男の子の勉強嫌いはどう対処すればいい?嫌いな理由は?

ランドセルを背負って、キラキラする男の子

勉強が嫌いで、宿題をしないこともある。

小学生の男の子は特に勉強よりも遊ぶことが優先すぎますよね。

全く勉強しなくて困っちゃいます。

今回は、僕自身がそんな小学生だったので、勉強が嫌いだった理由と、勉強嫌いの男の子への対処法を紹介します。

「僕は小学校から勉強が嫌い」その理由

鉛筆と紙と消しゴムを前に頭を抱える人

3児の父親である僕ですが、小学校から高校までずっと勉強が嫌いな男の子でした。

多少の参考にはなると思います、なぜ勉強が嫌いだったかをまとめてみました。

親から勉強しなさいと言われると嫌になる

子供を怒る母親

これは結構多くの人が感じたことかと思います。

親から
「早く勉強しなさい!」「宿題しなさい!」
ってよく言われていました。

そして僕もよく言い返したものです。
「今やろうと思ってたのに!」
「そんな風に言われたからやる気なくなった!」

 

正直、本当にそうだった気がするんだけど、実際には勉強が嫌いでやりたくないから、そんな反抗的な態度をとってたのかなとも今は思います。

でも、大人でもそうですが、
威圧的に「勉強しなさい!」と言われても、もっと嫌になりますよね。

 

自分から勉強をする気にはなれなかったです。

勉強する理由がなかった

めんどっちと寝そべる猫

勉強をなぜするんだろうという答えを持っていなかった。

教えてもらえてなかった。

ただ闇雲に、理由もなく面白くない勉強は中々することは出来ないです。

 

ふと思ったことぐらいはあるかもしれないですが、ほとんど考えたこともなかったです。

将来の夢ややってみたいことなどがありませんでした。

 

勉強ができなくても、その時の生活は楽しかったし、

勉強ができなくても親に叱られるぐらいで、とくに困ったこともなかったです。

勉強する動機になるものが何もなかったですね。

授業についていけない

勉強に苦しむ男の子

勉強をロクにしてこなかったので、段々と学校の授業はついていけなかったですね。

学年が上がるにつれて、段々と難しくなってくるし、勉強をしないんだから当たり前ですよね。

基礎学力が低かったので、授業が解らない、また次の授業も解らないという悪循環に陥ってました。

理科だけはできた理由

学校で習う10教科

勉強が嫌いでテストの点数も悪い教科ばかりの中、唯一「理科」だけは良かったです。

その理由は何故なのかはハッキリと分かっています。

 

理科の授業は楽しくて好きだったからです。

好きこそものの上手なれです。

好きなこと、興味があることは、何も苦にすることなく覚えてしまいます。

 

つまり、その他の教科は僕にとって興味がなく面白くない、好きになれなかったので、苦になっていました。

勉強よりも楽しいことが身の回りにあった

フラフープをする人

テレビやゲーム(ファミコン、ゲームボーイ)、漫画など

僕が大好きなものが身の回りにあり、直ぐに遊べたので、

勉強なんかよりも簡単にそちらへ気が持って行かれていました。

 

よくファミコンを隠されました。

でもそれで勉強するようになるわけでもなく、

今度は宝探しのように、ファミコンを探すことに躍起になっていました。

親が「頭悪かった」と自分で言っていた

悩むビジネスマン・ウーマン

僕の父親ですが、自分は「子供の頃勉強ができなくて、よく先生に怒られた」
と言っていたんですね。

自分は頭が悪い

運動音痴だ

あれが嫌いだ

など、自分は出来ない人間であることを、笑いなが自慢話の様に話していました。

 

これは原因なのかどうかは分かりませんが、凄く記憶に残ってます。

残ってると言うことは、子供心に結構大きな影響を受けていたんだと思います。

子は親を見て育つと言いますよね。

そんな親を見て育ってきたので、勉強の重要さは低くとっていたのかなと思います。

 

それで母親からは「勉強しなさい!」と怒られるんだから、何か矛盾していてやるせない感情が少なからずあったかと思います。

勉強嫌いな男の子の対処法

虫眼鏡をのぞく女性

僕の経験してきたことも踏まえながら、勉強嫌いな男の子にどう対処したらいいのか、

どう接すればいいのかをお伝えします。

実際に僕の息子にしてきて、勉強が好きになった方法でもあります。

親の押し付けで勉強させない

NGサインする女性

「勉強しなさい!」と威圧的には言いません。

親の押し付けで勉強をさせても、やる気は出ませんからね。

たとえそれで勉強をやったとしても、親からやらされている勉強では、それなりの効果しかありません。

 

もちろんしないよりは学力は付くでしょうが、

僕たち親が子どもになって欲しいのは、自主的に勉強をするようになることです。

 

「宿題は終わった?」

と確認することはありますが、

「早くしなさい!」とは言ったことはありません。

 

今では、学校から帰ってきたら、遊びに行ったりしないで、まず宿題を終わらせています。

親が勉強している姿を見せる

一生懸命勉強するパンダ

僕は、自宅でイタリア語を独学で学んでいました。

テキストやノートを広げて、CDを掛けたりして勉強しているのを子供たちは見ていました。

 

これについては娘ですが、その内に僕の隣に座って一緒に勉強をするようになったんです。

ちょうど英語を塾で習っていて、娘にとって外国語の勉強する僕の姿が見本となっていたようです。

「すごーい」

「なんでそんなに勉強できるのー」

「ノートにいっぱい書いてるねー」

 

狙っていたわけじゃないですが、子供にはいい影響を与えていました。

 

そして小学生の息子ですが、
今は勉強ができる姉につられて良く勉強をするようになっています。

僕がイタリア語を勉強していて、少しですが喋れたり書けたりできる姿も見ています。

勉強することで成果があることを親を通じて感じれているかなと思います。

 

たまたまサイトで知り合った、Facebook上のみでの付き合いのイタリア人とやり取りしているのも、子供たちにとっていい影響があると思います。

外国人との関りに対して、将来プラスに考えれてくれるはずです。

宿題をそばで見てあげる

ペンギン親子の勉強

先ほど、息子が宿題を直ぐにやると話しました。

学校から帰って直ぐにやるのですが、僕の場合職場が実家ということもあり、そばで見てあげることができます。

 

忙しくなければなるべく寄り添って見てあげています。

分からないとこがあればすぐに僕に聞け、直ぐに教えてあげることができます。

解らないことをそのままにすることが無くなるんですね。

 

子供が宿題をするとき、もしそばにいてあげられるのであれば、是非そうしてあげてみて下さい。

1日5分、1問ずつ

塾代が高い

これは一つの方法として、参考にしてみて下さい。

勉強嫌いで、学習習慣がなかなか付かないのであれば、無理に沢山させることは辞めてみましょう。

 

息子や娘たちの周りの子で、宿題すらやってこない子がいます。

もしそれくらい勉強が嫌いで全くやらないのであれば、

1日5分だけでもいいので、毎日継続させてあげて下さい。

1日1問解くでも良いと思います。

 

徐々に慣れさせて、無理なく継続できるようにしてあげて下さい。

少しでも宿題をやった実績にもあります。

普段宿題をしないなら、それだけでも一歩前進です。

夢を語る

4人家族で想像

勉強をする理由や意味を理解するためです。

勉強は将来の夢や、やってみたいこと、挑戦したいことを達成するために必要なことです。

将来的に達成するために、今できることが勉強なんです。

小学生のうちでは、まだ具体的には考えられないかもしれませんが、将来を意識させておくことは、今を生きる原動力にもなってきます。

 

何かを目指して日々の学校生活を送れるように、段々となっていけるといいです。

勉強も頑張れるようになってきますね。

良いところをしっかり褒める

ガッツポーズのお母さん

子供が勉強をする動機は3つあります。

そのうちの1つに、褒められたいと言う動機があります。

 

勉強ができないこと、テストの点数が悪いことを指摘するのではなく、

その中で褒められる部分を探して、そこを褒めてあげて下さい。

 

もし勉強を少しでもしていたのであれば、その勉強をしたことで得た部分を褒めてあげて下さい。

 

テストや成績表は点数じゃありません。

褒める部分を見つける為にあると思って見て下さい。

目の前に目標を与える

キラキラ勉強するヒヨコ

特に男の子は、直ぐに達成できる目標があるといつもより頑張ることができます。

おやつが食べられるでもいいし、ゲームができるなど、子供が喜ぶことを目標に設定してあげるのも一つの手です。

 

先ほど、将来の夢を語ることをお話ししました。

これはもっと目先の夢です。

直ぐに達成できる夢です。

 

今は勉強嫌いで、まずは少しでも勉強に慣れるために、褒美的な目標です。

でもいずれは、勉強の必要性を理解し、
勉強をすることで夢に一歩近づくことを目標となって欲しいです。

最後に

直ぐに出来る方法、難しい方法などあったかと思います。

勉強が嫌いなのは、あなたの子だけではなく、全国には沢山います。

 

怒る必要はないです。

一緒に子どもと歩んでいくように、一緒に子供の勉強に向き合ってください。

 

「勉強しなさい!」の言葉だけでは、ただ投げやりになっています。

「一緒に勉強しようか。」な気持ちで行けるといいですね。

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